Solaris リリースを実行しているシステムに接続されたリムーバブルメディアドライブから音楽用のメディアを再生する場合は、 xmcd などのパブリックドメインソフトウェアにアクセスする必要があります。xmcd は、次の場所から入手できます。
http://www.ibiblio.org/tkan/xmcd
このサイトには、xmcd ソフトウェアの更新情報が頻繁に追加され、Sun BladeTM システムなどの Sun 製の新しいハードウェアで再生するための新バージョンの xmcd も含まれています。
http://www.sun.com/software/solaris/freeware/pkgs_download.html
xmcd ソフトウェアを CDDA (CD Digital Audio) サポートと併用して音楽用のメディアを再生するときは、次のことに注意してください。
Sun BladeTM システムではバージョン 3.1 以上の xmcd を使用してください (このバージョンには CDDA サポート機能があるため)。CDDA は Sun Blade システムで CD の応答待ちをするために必要です。
xmcd を起動し、オプションボタン (ハンマーとねじ回しが表示されたボタン) をクリックして、「CDDA playback」をクリックすることで CDDA を使用可能にしてください。
CDDA が使用可能になると、オーディオはオーディオデバイスに送られるよう指示されるため、ヘッドホンや外部スピーカーはメディアドライブそのものではなくオーディオデバイスに接続する必要があります。
CDDA は他のマシンでも使用可能にできます。Sun Blade システムでメディアを再生するためには、CDDA を使用可能にする必要があります。
次の問題にも考慮してください。
CD-ROM とオーディオデバイスが内部接続されていないシステムで xmcd を標準の再生機能と組み合わせて使用する場合は、ヘッドホンを CD-ROM ドライブのヘッドホンポートに挿入する必要があります。
CD-ROM とオーディオデバイスが内部接続されているシステムで xmcd を標準の再生機能と組み合わせて使用する場合は、次のどちらの方法も可能です。
ヘッドホンを CD-ROM ドライブのヘッドホンポートに挿入する。
ヘッドホンをオーディオデバイスのヘッドホンポートに挿入する。
ただし、2 番目を選択した場合は、次の作業を行う必要があります。
内蔵 CD を入力デバイスとして選択する。
モニターボリュームが 0 以外の値になっていることを確認する。
これらの作業はどちらも、 sdtaudiocontrol のレコードパネルから実行することができます。
xmcd ソフトウェアをインストールすると、音楽用 CD を CD-ROM ドライブに挿入し、xmcd のコントロールパネルを起動するだけで再生できます。