新しい (ホットプラグイン不可の) 周辺デバイスを追加する場合、通常、次の作業が必要になります。
システムのシャットダウン
システムへのデバイスの接続
システムのリブート
システムにホットプラグインできない次のデバイスを追加する場合は、周辺デバイスを追加する方法の手順に従ってください。
CD-ROM
二次ディスクドライブ
テープドライブ
SBUS カード
場合によっては、新しいデバイスをサポートするために、Sun 以外のデバイスドライバを追加しなければなりません。
ホットプラグインデバイスについては、第 28 章「デバイスの動的構成 (手順)」を参照してください。
スーパーユーザーになります。
デバイスをサポートするためにデバイスドライバを追加する必要がある場合は、デバイスドライバを追加する方法の手順 2 と 3 を実行します。
/reconfigure ファイルを作成します。
# touch /reconfigure |
この /reconfigure ファイルがあると、Solaris ソフトウェアは、次にシステムに電源を入れたときまたはブートしたときに、新しくインストールされたデバイスがないかどうかをチェックします。
システムをシャットダウンします。
# shutdown -i0 -g30 -y |
-i0 |
システムを init 0 状態に戻す。システムの電源を落としてデバイスの追加、削除を行うのに適した状態になる。 |
-g30 |
システムを 30 秒以内にシャットダウンする。デフォルト値は 60 秒。 |
-y |
ユーザーの介入なしに、システムのシャットダウンを続ける。このオプションを指定しないと、シャットダウンプロセスを続けるかどうか、プロンプトでたずねられる。 |
システムがシャットダウンしたら、次のいずれかを選択して電源を落とします。
SPARC プラットフォームでは、ok プロンプトが表示されたら電源を落としても安全です。
x86 プラットフォームでは、type any key to continue プロンプトが表示されたら電源を落としても安全です。
電源スイッチの位置については、各システムに添付のハードウェアマニュアルを参照してください。
すべての外部デバイスの電源を落とします。
周辺デバイスの電源スイッチの位置については、各自の周辺デバイスに添付のハードウェアマニュアルを参照してください。
周辺デバイスをインストールして、追加するデバイスのターゲット番号がシステム上の他のデバイスとは異なることを確認します。
ターゲット番号を選択するために、ディスクの裏側にある小さいスイッチを見つけてください。
デバイスの設置と接続については、周辺デバイスに添付のハードウェアマニュアルを参照してください。
システムの電源を入れます。
システムがブートされてマルチユーザーモードになり、ログインプロンプトが表示されます。
周辺デバイスにアクセスし、そのデバイスが追加されたことを確認してください。
デバイスにアクセスする方法については、第 30 章「デバイスへのアクセス (概要)」を参照してください。
この手順では、デバイスがすでにシステムに追加されていることを前提としています。追加されていない場合は、標準サポートされていないデバイスを使用する場合を参照してください。
スーパーユーザーになります。
テープ、フロッピーディスク、または CD-ROM をドライブに入れます。
ドライバをインストールします。
# pkgadd -d device package-name |
-d device |
パッケージを含むデバイスのパス名を指定する。 |
package-name |
デバイスドライバを含むパッケージ名を指定する。 |
パッケージが正常に追加されたことを確認します。
# pkgchk package-name # |
次の例では、XYZdrv というパッケージをインストールして確認します。
# pkgadd XYZdrv (ライセンス関連のメッセージが表示される) . . . Installing XYZ Company driver as <XYZdrv> . . . Installation of <XYZdrv> was successful. # pkgchk XYZdrv # |