スーパーユーザーになります。
USB カメラを差し込み、電源をオンにします。
USB サブシステムおよび SCSA サブシステムは、カメラ用に論理デバイスを作成します。カメラが差し込まれると、/var/adm/messages ファイルにメッセージが出力されます。
/var/adm/messages ファイルの出力を確認します。
出力表示を確認すると、どの論理デバイスが作成されたかを確認でき、そのデバイスを使用してイメージにアクセスできます。出力表示は次のようになります。
# more /var/adm/messages Jul 15 09:53:35 buffy usba: [ID 349649 kern.info] OLYMPUS, C-3040ZOOM, 000153719068 Jul 15 09:53:35 buffy genunix: [ID 936769 kern.info] scsa2usb1 is /pci@0,0/pci925,1234@7,2/storage@2 Jul 15 09:53:36 buffy scsi: [ID 193665 kern.info] sd3 at scsa2usb1: target 0 lun 0 |
USB カメラファイルシステムをマウントします。
ほとんどの場合、カメラのファイルシステムは PCFS ファイルシステムです。作成されたデバイス上にファイルシステムをマウントするために、ディスクを表すスライスを指定する必要があります。スライスは通常、SPARC システムでは s0、x86 システムでは p0 です。
たとえば、x86 システムにファイルシステムをマウントするには、次のコマンドを実行します。
# mount -F pcfs /dev/dsk/c3t0d0p0:c /mnt |
SPARC システムにファイルシステムをマウントするには、次のコマンドを実行します。
# mount -F pcfs /dev/dsk/c3t0d0s0:c /mnt |
ファイルシステムのマウントについては、第 40 章「ファイルシステムのマウントとマウント解除 (手順)」を参照してください。
異なる PCFS ファイルシステムのマウントの詳細については、mount_pcfs(1M) のマニュアルページを参照してください。
イメージが使用可能であることを確認します。
たとえば、次のようになります。
# ls /mnt/DCIM/100OLYMP/ P7220001.JPG* P7220003.JPG* P7220005.JPG* P7220002.JPG* P7220004.JPG* P7220006.JPG* |
USB カメラが作成したイメージファイルを表示します。
# /usr/dt/bin/sdtimage & |
カメラを切り離す前に、ファイルシステムをマウント解除します。
たとえば、次のようになります。
# umount /mnt |
カメラの電源をオフにし、切り離します。