Solaris 環境では、デバイスは次の 3 つの方法で参照されます。
物理デバイス名 – デバイス情報階層の完全デバイスパス名を表します。物理デバイス名は、次のコマンドを使用して表示できます。
dmesg
format
sysdef
prtconf
物理デバイスファイルは、/devices ディレクトリにあります。
インスタンス名 – システム上のデバイスすべてのカーネル短縮名を表します。たとえば、sd0 と sd1 は、2 つのディスクデバイスのインスタンス名を表します。インスタンス名は、/etc/path_to_inst ファイルにマップされており、次のコマンドによって表示できます。
dmesg
sysdef
prtconf
論理デバイス名 – デバイスを参照する際に、ほとんどのファイルシステムコマンドで使用されます。論理デバイス名を使用するファイルコマンドについては、表 30–1 を参照してください。/dev ディレクトリの論理デバイスファイルは、/devices ディレクトリの物理デバイスファイルにシンボリックリンクされています。