オーディオデバイスを操作するときは、オーディオデバイスの所有権に関する、次に挙げる点に注意してください。
USB オーディオデバイスを差し込む時にコンソールからログインしていると、コンソールが /dev/* エントリの所有者になります。つまり、コンソールでログインしている限り、オーディオデバイスを使用できることになります。
USB オーディオデバイスを差し込む時にコンソールにログインしていない場合、root がそのデバイスの所有者になります。ただし、その後にコンソールにログインして USB オーディオデバイスにアクセスしようとすると、デバイスの所有権はコンソールに変更されます。詳細については、logindevperm(4) のマニュアルページを参照してください。
リモートから rlogin コマンドでログインして USB オーディオデバイスにアクセスしようとした場合は、所有権は変更されません。たとえば、権限のないユーザーが、他の人の所有するマイクを通して行われる会話を聞くことはできません。