サイズが 1T バイトを超えるディスクを使用することが現在の環境にとって適切かどうかを判断するときは、次の点を考慮してください。
EFI ラベル付きディスクを使用するシステム向けの階層化されたソフトウェア製品で、EFI ラベル付きディスクにアクセスできないことがある
以前の Solaris リリースを実行しているシステムは、EFI ラベル付きディスクを認識しない
EFI ラベル付きディスクからブートを実行できない
Solaris 管理コンソールの「ディスク」ツールでは、EFI ラベル付きディスクを管理できない。EFI ラベル付きディスクを管理したい場合は、format ユーティリティを使ってディスクをパーティションに分割したあと、format ユーティリティか、Solaris 管理コンソールの拡張ストレージツールを使用する
EFI 仕様では、スライスのオーバーラップは禁止されている。cxtydz でディスク全体を表現する
UFS ファイルシステムには、EFI ディスクラベルとの互換性がある。ただし、サイズが 1T バイトを超える UFS ファイルシステムは作成できない。このようなファイルシステムを作成する必要がある場合は、別パッケージの Sun QFS ファイルシステムを使用する。Sun QFS ファイルシステムについては、 http://docs.sun.com/db/doc/816-2542-10 を参照する
ディスクやパーティションのサイズ情報を提供する。使用可能な単位はセクターまたはブロック。シリンダおよびヘッドは使用できない
次の format オプションは、EFI ラベル付きディスクではサポートされていないか、不適切である
save オプション。EFI ラベル付きディスクは format.dat ファイルにエントリを必要としない。したがって、このオプションはサポートされない
backup オプション。ディスクドライバは、一次ラベルを検出してディスクに書き込む。したがって、このオプションは不適切である