名前空間について
アプリケーションが CIMOM への接続を確立する場合、名前空間への接続も行う必要があります。後続の操作はすべてこの名前空間上で行われます。名前空間は、ディレクトリに似た構造を持ち、内部にクラス、インスタンス、および修飾子型を含みます。名前空間内のオブジェクト名は、すべて一意にする必要があります。Solaris WBEM SDK
をインストールすると、次の 4 つの名前空間が作成されます。
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root\cimv2 – デフォルトの名前空間。Solaris WBEM
ソフトウェアがインストールされたシステムのオブジェクトを表す CIM クラスが含まれます。
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root\security – セキュリティ関連のクラスが含まれます。
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root\snmp – SNMP アダプタクラスが含まれます。
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root\system – CIM オブジェクトマネージャを管理するクラスが含まれます。