ここでは、プロファイルを使用してフラッシュアーカイブまたは差分アーカイブをインストールする手順を説明します。
プロファイルにロケールを追加した場合、ブート環境がディスク容量に余裕を持って作成されていることを確認してください。
スーパーユーザーとしてログインします。
プロファイルを作成します。
Solaris Live Upgrade プロファイルで使用可能なキーワードのリストについては、表 33–2を参照してください。
次のコマンドを入力します。
# luupgrade -f -n BE_name -s os_image_path -j profile_path |
オペレーティングシステムをフラッシュアーカイブからインストールすることを示します。
アップグレード対象のブート環境の名前を指定します。
オペレーティングシステムイメージを含むディレクトリのパス名を指定します。このディレクトリはインストールメディア (DVD-ROM や CD-ROM など) 上でも NFS または UFS ディレクトリであってもかまいません。
フラッシュインストール用に構成されたプロファイルへのパス。プロファイルは、ローカルマシンのディレクトリに存在する必要があります。
このようにして、ブート環境をアクティブにする準備が整います。
この例では、インストールするアーカイブの場所をプロファイルで指定しています。
# profile keywords profile values # ---------------- ------------------- install_type flash_install archive_location nfs installserver:/export/solaris/flasharchive/solaris9archive
プロファイルを作成した後、luupgrade コマンドを実行してアーカイブをインストールできます。-j オプションを使用して、プロファイルにアクセスします。
# luupgrade -f -n second_disk \ -s /net/installmachine/export/solarisX/OS_image \ -j /var/tmp/profile |
このようにして、ブート環境をアクティブにする準備が整います。プロファイルを作成する場合は、Solaris Live Upgrade で使用されるプロファイルを作成するを参照してください。