analyze_patches スクリプトを実行するには、NFS またはローカルにマウントされたメディア上にあるスクリプトを使用して、インストールされた既存のシステム、および Solaris 9 DVD、Solaris 9 SOFTWARE CD、またはネットワーク上のイメージにアクセスできる必要があります。
Misc ディレクトリに移動します。
SPARC: イメージが、ローカルにマウントされた媒体上にある場合は、次のように入力します。
# cd /cdrom/sol_9_Update_sparc/s0/Solaris_9/Misc |
このコマンドにおいて、Update は実際の Update 識別子を表します (例 : u1)。
x86: イメージが、ローカルにマウントされた媒体上にある場合は、次のように入力します。
# cd /cdrom/sol_9_Update_x86/s2/Solaris_9/Misc |
このコマンドにおいて、Update は実際の Update 識別子を表します (例 : u1)。
イメージが NFS ファイルシステムにある場合は、次のように入力します。
# cd /NFS_mount_directory/Solaris_9/Misc |
analyze_patches スクリプトを実行します。
# ./analyze_patches [[-R rootdir]] [[-N netdir]] [[-D databasedir]] |
rootdir には、インストールされているシステムのルートを指定します。デフォルトで / に設定されます。
netdir は、インストールする OS イメージのルートへのパスです。デフォルトは /cdrom/cdrom0 です。netdir は、solaris_9 ディレクトリを含むディレクトリへのパスです。patch_analyzer を NFS マウントポイントから実行する場合は、このオプションが必要です。
スクリプトを OS イメージの Misc ディレクトリ以外のディレクトリから起動すると、パッチ解析に使用するデータベースを検索できません。したがって、-D オプションでこのデータベースへのパスを指定します。このデータベースがないと、スクリプトは正しく動作しません。このデータベースは、OS イメージの Solaris_9/Misc/database にあります。