プリンタの terminfo エントリを作成する前に、まず、そのプリンタをサポートする既存の terminfo エントリがないことを確認してください。そのためには、類似するプリンタがあれば、そのエントリを使用してプリンタを設定してください。
プリンタサーバーにスーパーユーザーまたは lp としてログインするか、同等の役割になります。
プリンタの terminfo エントリ名を決定します。
/usr/share/lib/terminfo ディレクトリ内のディレクトリには、有効な terminfo エントリがすべて入っています。それを参考にしてプリンタ名を選択してください。
プリンタの terminfo エントリファイルを作成します。
LP 印刷サービスに新しいプリンタを追加するために terminfo エントリ内で定義しなければならない項目については、表 7–2 を参照してください。terminfo データベースの構造については、terminfo(4) のマニュアルページを参照してください。
新しい terminfo エントリを作成しやすいように、infocmp コマンドを使用して既存の terminfo エントリをファイルに保存します。これは、作成したいエントリに似た terminfo エントリがある場合に便利な方法です。たとえば、次のコマンドで ps エントリを ps_cust ファイルに保存すると、新しい terminfo エントリになります。
infocmp ps> ps_cust
terminfo エントリをコンパイルして terminfo データベースに入れます。
# tic terminfo_entry |
terminfo_entry |
作成した terminfo エントリファイル |
/usr/share/lib/terminfo ディレクトリ内で新しい terminfo エントリファイルをチェックします。