実行中のタイムシェアリングプロセスのスケジューリングパラメータを変更します。
# priocntl -s -m userlimit [-p userpriority] -i idtype idlist |
-s |
ユーザー優先順位の範囲について上限を設定し、現在の優先順位を変更する |
-m userlimit |
-p オプションを使用するときに、優先順位を上下できる最大範囲を指定する |
-p userpriority |
優先順位を指定する |
-i idtype idlist |
idtype と idlist の組み合わせを使用してプロセスを識別する。idtype では PID や UID など、ID のタイプを指定する。idlist を使用して、pid または UID のリストを識別する |
プロセス状態を確認します。
# ps -ecl | grep idlist |
次の例では、500 ミリ秒のタイムスライス、クラス RT 内の優先順位 20、グローバル優先順位 120 を指定して、コマンドを実行します。
# priocntl -e -c RT -t 500 -p 20 myprog # ps -ecl | grep myprog |