Solaris のシステム管理 (基本編)

ファイルシステムのチェックが必要かを調べる方法

  1. スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。

  2. ファイルシステムがマウントされている場合、マウントを解除します。


    # umount /mount-point
    
  3. ファイルシステムをチェックします。


    # fsck -m /dev/rdsk/device-name
    

    指定したファイルシステムのスーパーブロック内の状態フラグがチェックされて、ファイルシステムがクリーンであるか、チェックする必要があるかどうかが判断されます。

    デバイス引数を省略すると、/etc/vfstab ファイル内で「fsck pass」の値が 0 より大きいすべての UFS ファイルシステムがチェックされます。

例 — ファイルシステムのチェックが必要かを調べる

次の例では、ファイルシステムのチェックが必要なことを示しています。


# fsck -m /dev/rdsk/c0t0d0s6
** /dev/rdsk/c0t0d0s6
ufs fsck: sanity check: /dev/rdsk/c0t0d0s6 needs checking