Solaris のシステム管理 (基本編)

ファイルシステムコマンドによるファイルシステムタイプの判断

汎用ファイルシステムコマンドは、次の順序でファイルシステムのタイプを判断します。

  1. 指定されている場合は、-F オプションで指定されているファイルシステムのタイプから判断します。

  2. 特殊デバイスを /etc/vfstab ファイルのエントリと突き合わせて判断します (special が指定されている場合)。たとえば fsck は、まず fsck device フィールドと突き合わせて一致するエントリを検索します。一致するエントリが見つからなければ、特殊デバイスフィールドと突き合わせてチェックします。

  3. ローカルファイルシステムの場合は /etc/default/fs ファイル内に指定されたデフォルトを使用し、リモートファイルシステムの場合は/etc/dfs/fstypes ファイル内に指定されたデフォルトを使用して判断します。