マルチテラバイトの UFS ファイルシステムには、次の制限事項があります。
Solaris x86 システムでは、この機能はサポートされていない
32 ビットの Solaris カーネルを実行しているシステムでは、1T バイトを超えるファイルシステムをマウントすることはできない
64 ビットの Solaris カーネルを実行しているシステムでは、1T バイトを超えるファイルシステムからブートすることはできない。つまり、マルチテラバイトのファイルシステムにルート (/) ファイルシステムを配置することはできない
1T バイトを超える個々のファイルはサポートされていない
UFS ファイルシステムの 1T バイトあたりの最大ファイル数は 100 万である。100 万に制限されているのは、fsck コマンドでファイルシステムを検査するのに要する時間を減らすためである。
マルチテラバイトの UFS ファイルシステムに設定できる最大割り当て数は、2T バイトの 1024 バイトブロックである
現時点では、fssnap コマンドを使ってマルチテラバイトの UFS ファイルシステムのスナップショットを作成することはできない