名前 | 形式 | 機能説明 | オプション | ファイル | 関連項目
installer ユーティリティは、Solaris Web Start のウィザードを起動します。ユーザーは、表示される一連のウィザードの指示に沿ってインストールを行います。installer ユーティリティは、Solaris に同梱されている別ソフトウェアの CD のトップディレクトリに含まれています。
installer が含まれている CD にデスクトップのファイルマネージャからアクセスしている場合は、installer のアイコンをダブルクリックすることによって、ウィザードを起動することができます。スーパーユーザーになっていない場合は、スーパーユーザーのパスワードを入力するように指示メッセージが表示されます。
installer ユーティリティは、他の UNIX スクリプトから実行することもできます。スクリプトから実行する場合は通常、installer ユーティリティを -nodisplay オプション付きで実行するようにします。対話形式でないスクリプトを使用する場合は、-nodisplay オプションを追加します。
次のオプションを指定できます。
インストールする製品のロケールを選択します。list に指定されたロケールがインストールメディアに提供されていれば、そのロケールの製品がインストールされます。ロケールは、-locales オプションの後にカンマで区切って指定します。たとえば次のように指定すると、
installer -locales fr,de,it |
GUI (グラフィカルユーザーインタフェース) を使用せずにインストールを行います。-locales オプションでロケールを指定していない場合は、デフォルトのロケール (英語) の製品をインストールします。
対話型テキストコンソールデバイスを使用せずにインストールを行います。対話型でない UNIX スクリプトで使用する場合に、-nodisplay オプションと組み合わせて使用すると便利です。
インストール中の処理状況を示す情報を出力します。このオプションは、おもにインストール処理を診断したいときに使用します。