名前 | 形式 | 機能説明 | オプション | 属性 | 関連項目 | 注意事項
modunload は、稼動中のシステムからロード可能モジュールをアンロードします。module_id はアンロードするモジュールの ID で、これは modinfo(1M) の出力情報中に得られる値と同じです。ID として 0 を指定した場合、自動ローディングされたモジュールのうちアンロード可能なものがすべてアンロードされます。modload(1M) を使ってロードしたモジュールは対象とはなりません。
次のオプションを指定できます。
モジュールをアンロードする前に実行すべきシェルスクリプトまたは実行可能イメージの名前を指定します。 そのスクリプトまたはイメージにはいくつかの引数が渡されます。第 1 引数は常にモジュール ID (10 進数) です。 他の 2 つの引数は、モジュールの種類により異なります。ロード可能ドライバの場合は、ブロックメジャー番号が第 2 引数です。ロード可能システムコールの場合は、システムコール番号が第 2 引数です。ロード可能 exec クラスの場合は、execsw テーブルへのインデックスが第 2 引数です。ロード可能ファイルシステムの場合は、vfssw テーブルへのインデックスが第 2 引数です。ロード可能ストリームモジュールの場合は、fmodsw テーブルへのインデックスが第 2 引数です。ロード可能スケジューリングクラスの場合は、クラス配列へのインデックスが第 2 引数です。 該当しない引数の値としては、–1 が渡されます。
アンロードすべきモジュールを指定します。
次の属性については attributes(5) のマニュアルページを参照してください。
属性タイプ | 属性値 |
使用条件 | SUNWcsu |
modunload コマンドは、ドライバモジュールに対してしばしば関連するドライバ構成ファイルをシステムに再度読み込ませる目的で、使用されてきました。この方法は Solaris 9 でも機能しますが、将来のリリースではサポートされなくなる可能性があります。ドライバ構成ファイルの再読み込みには、update_drv(1M) コマンドを使用することをお勧めします。