Solaris 9 12/03 オペレーティング環境の概要

モジューラデバッガ (mdb)

mdb は、稼働中のオペレーティングシステムの低レベルのデバッグおよび編集に利用できる拡張可能なユーティリティです。このユーティリティを使用して、システムのクラッシュダンプ、ユーザープロセス、ユーザープロセスのコアダンプ、およびオブジェクトファイルをデバッグすることもできます。Solaris 9 リリースでは、mdb は Solaris カーネル用の新しいシンボリックデバッグのサポート、および新しいカーネルデバッガコマンドを提供します。さらに mdb ユーティリティは、実行中のユーザープロセスの検査と制御を目的とした新機能、raw ディスクファイルおよび raw デバイスの検査機能なども提供します。

詳細は、『Solaris モジューラデバッガ』および mdb(1) のマニュアルページを参照してください。