Solaris 9 オペレーティング環境に、オーディオディレクトリが追加されました。アプリケーションのオーディオヘッダーファイル用の新しいディレクトリは、/usr/include/audio です。このオーディオファイル形式には、新しいヘッダーファイル (/usr/include/audio/au.h) と au(4) のマニュアルページが含まれます。
その他のオーディオファイルの新しいデポジトリは、/usr/share/audio ディレクトリです。/usr/demo/SOUND/sounds ディレクトリ内のオーディオファイルは、ここへ移動しました。/usr/demo/SOUNDS/sounds から /usr/share/audio/samples/au へのシンボリックリンクが作成されています。このリンクにより、既存のアプリケーションとスクリプトがエラーを起こさずに動作できるようになります。
信頼性を向上するため、オーディオカーネルモジュールに多数のバグ修正が施されました。
詳細は、『Solaris のシステム管理 (基本編)』を参照してください。