Solaris のシステム管理 (基本編)

パッケージキーストアのセットアップ

以前の Solaris リリースでは、パッチ管理ツールをダウンロードし、keytool コマンドを使って証明書をインポートすることで、PatchPro が使用する Java キーストアを作成することができました。

証明書の格納された Java キーストアがシステム上にすでに存在している場合、Sun Microsystems のルート CA 証明書を Java キーストアから keytool コマンドを使ってエクスポートできます。続いて、その証明書を、pkgadm コマンドを使ってパッケージキーストア内にインポートします。

ルート CA 証明書のパッケージキーストアへのインポートが完了すると、pkgadd コマンドや patchadd コマンドを使って署名付きパッケージおよびパッチをシステムに追加できるようになります。


注 –

なお、Sun Microsystems のルート証明書が必要となるのは、Sun が署名したパッチやパッケージを追加する場合のみです。


証明書をパッケージキーストアにインポートする手順については、信頼される証明書をパッケージキーストアにインポートする方法 (pkgadm addcert)を参照してください。

pkgadd コマンドを使って署名付きパッケージを追加するための完全な手順については、署名付きパッケージの追加と削除 (作業マップ)を参照してください。