Solaris のシステム管理 (資源管理とネットワークサービス)

NFS サービスの設定

この節では、次のことを行うために必要な作業を説明します。

表 14–3 NFS サービスの作業マップ

作業 

説明 

参照先 

NFS サーバーを起動する 

NFS サービスが自動的に起動されていない場合に、NFS サービスを起動する手順 

NFS サービスの起動方法

NFS サーバーを停止する 

NFS サービスを停止する手順。通常は、サービスを停止する必要はない 

NFS サービスの停止方法

オートマウンタを起動する 

オートマウンタを起動する手順。オートマウンタマップが変更された場合、この手順が必要 

オートマウンタの起動方法

オートマウンタを停止する 

オートマウンタを停止する手順。オートマウンタマップが変更された場合、この手順が必要 

オートマウンタの停止方法

NFS サービスの起動方法

  1. スーパーユーザー、またはそれと同等の役割になります。

    役割については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「特権付きアプリケーションの使用」を参照してください。

  2. NFS サービスデーモンを有効にします。

    次のコマンドを入力します。


    # /etc/init.d/nfs.server start
    

    /etc/dfs/dfstab にエントリがあると、このコマンドはデーモンを起動します。

NFS サービスの停止方法

  1. スーパーユーザー、またはそれと同等の役割になります。

    役割については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「特権付きアプリケーションの使用」を参照してください。

  2. NFS サービスデーモンを無効にします。

    次のコマンドを入力します。


    # /etc/init.d/nfs.server stop
    

オートマウンタの起動方法

  1. スーパーユーザー、またはそれと同等の役割になります。

    役割については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「特権付きアプリケーションの使用」を参照してください。

  2. autofs デーモンを有効にします。

    次のコマンドを入力します。


    # /etc/init.d/autofs start
    

オートマウンタの停止方法

  1. スーパーユーザー、またはそれと同等の役割になります。

    役割については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「特権付きアプリケーションの使用」を参照してください。

  2. autofs デーモンを無効にします。

    次のコマンドを入力します。


    # /etc/init.d/autofs stop