次の手順は、問題のあるモデム構成が接続の問題の原因となっているかどうかを判定するのに役立ちます。
PPP デバッグをオンに設定する方法 で説明した手順で、デバッグをオンに設定してピアを呼び出します。
作成された /var/log/pppdebug ログを表示します。
出力に次の症状が認められる場合は、モデム構成に問題がある可能性があります。
ピアから「recvd」メッセージが返されない
出力にピアからの LCP メッセージが含まれるが、接続は失敗し、ローカルマシンから「too many LCP Configure Requests」のメッセージが送信される
このメッセージは、ローカルマシンはピアを認識できるが、ピアはローカルマシンを認識できないことを示します。
接続が SIGHUP 信号で終了する
ping を使用してさまざまなサイズのパケットを接続上に送信します。
ping の詳細は、ping(1M) のマニュアルページを参照してください。
小さいパケットは受信されるが、大きいパケットはドロップされる場合、モデムに問題があることを示します。
インタフェース sppp0 上のエラーを確認します。
% netstat -ni Name Mtu Net/Dest Address Ipkts Ierrs Opkts Oerrs Collis Queue lo0 8232 127.0.0.0 127.0.0.1 826808 0 826808 0 0 0 hme0 1500 172.21.0.0 172.21.3.228 13800032 0 1648464 0 0 0 sppp0 1500 10.0.0.2 10.0.0.1 210 0 128 0 0 0 |
インタフェースのエラーが時間がたつにつれて増えている場合は、モデム構成に問題がある可能性があります。