Solaris 9 4/04 オペレーティング環境の概要

WBEM mofcomp コマンドの拡張

Managed Object Format (MOF) コンパイラ (mofcomp) は、コマンド行で名前空間を指定できるようになりました。 名前空間が存在しない場合は、新たに作成されます。

さらに、MOF コンパイラは Java インタフェースとクラスソースファイルを生成します。 この機能により、CIM 構造とCIM オブジェクトモデルのアプリケーションプログラミングインタフェース (API) ではなく、標準の Java インタフェースを使用することが可能になります。

CIMClass ごとにインタフェースとクラスファイルが生成されます。 インタフェースは、相互運用性を維持しつつ、さまざまな実装を作成できるように生成されます。

WBEM の詳細は、新しい『Solaris WBEM 開発ガイド』を参照してください。このマニュアルは、『Solaris WBEM Services の管理』と『Solaris WBEM SDK 開発ガイド』に代わるマニュアルです。