システムに設定できるデフォルトのディスクセット数は 4 です。/kernel/drv/md.conf ファイルを編集すれば、この数を最大 32 に増やすことができます (デフォルトのディスクセット数を増やすにはを参照)。 共有ディスクセットの数は常に md_nsets の値から 1 を引いた数です。これは、md_nsets に、ローカルディスクセットが含まれているためです。
ローカルボリュームの管理と異なり、ディスクセット上の状態データベースの複製を手動で作成したり削除したりする必要はありません。 Solaris ボリュームマネージャがディスクセットの各ディスクに適切な数の状態データベースの複製を配置します。
ディスクセットにドライブを追加すると、Solaris ボリュームマネージャは、既存のドライブにある状態データベースの複製の配置を再調整します。 必要であれば、後で metadb コマンドを使って複製の配置を変更できます。