Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : DNS、NIS、LDAP 編)

データファイルの設定

DNS のデーモン in.named によって使用されるすべてのデータファイルは標準リソースレコード書式で書かれます。 標準リソースレコード書式では、ファイルの各行は、リソースレコード (RR) と呼ばれるレコードです。 各 DNS データファイルには決められたリソースレコードが必要です。

最も一般的に使用されるリソースレコードのタイプを表 5–6 に列挙します。 通常、表 5–6 に並んだ順で入力しますが、この順序は必須ではありません。

これ以降に示すサンプルファイルでは、@ は現在のゾーンまたは現在の起点を示します。セミコロン (;) で始まる行はコメントです。