Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : DNS、NIS、LDAP 編)

既知サービス (WKS)

例 5–27 に、既知サービス (WKS) リソースレコードの構文を示します。


例 5–27 WKS レコードの書式


[Optional name] [TTL]  class WKS address protocol-list-of-services 

WKS レコードは、指定されたアドレスの特定のプロトコルでサポートされているよく知られたサービスを示します。 サービスのリストとポート番号は、services データベースで指定されたサービスのリストから得られます。 WKS レコードは、各アドレスの各プロトコルに 1 つだけ存在している必要があります。 例 5–28 に、WKS リソースレコードの例を示します。


例 5–28 WKS リソースレコードの例


;[name]	[TTL]	class	WKS	address 	 protocol-list-of-services
altair		IN	WKS	123.45.6.1	 TCP ( smtp discard rpc
 sftp uucp-path systat daytime
 netstat qotd nntp doc.com )


注意 – 注意 –

WKS レコードは任意指定です。 セキュリティ上の理由から、ほとんどのサイトでは現在この情報は提供していません。