構成プロセスには、次の手順があります。
ディレクトリサービスを計画します。 ディレクトリツリーを事前に計画することにより、組織の成長に合わせて簡単に管理可能でスケーラブルなサービスを設計できます。 ディレクトリサービスを計画する際の指針については、ご使用のバージョンの Sun ONE Directory Server の『導入ガイド』を参照してください。
使用する Sun ONE Directory Server の構成方法を選択します。 Sun ONE Directory Server の構成方法のリストについては、ディレクトリサーバーの構成方法の選択 を参照してください。
この章での説明に従って Sun ONE Directory Server を構成します。
(オプション) Sun ONE Administration Server と Sun ONE Server Console を設定します。 Sun ONE Directory Server 5.1 では、Sun ONE Administration Server および Sun ONE Server Console は、ディレクトリサーバーのインストール処理中に設定されます。
ディレクトリ接尾辞およびデータベースを作成します。 ディレクトリをこの時点で生成する必要はありません。 ただし、すべての主要ルートおよびブランチポイントを含む、ツリーの基本構造を作成する必要があります。 ディレクトリエントリを作成する別の方法についての詳細は、ご使用のバージョンの Sun ONE Directory Server の『管理者ガイド』を参照してください。
Sun ONE Directory Server の追加インスタンスを作成し、インスタンス間の複製規約を設定して、データの可用性を保証します。 追加のディレクトリサーバーインスタンスを作成して、複製規約を設定する方法についての詳細は、ご使用のバージョンの Sun ONE Directory Server の『管理者ガイド』を参照してください。
構成プログラムがサポートする 3 つの異なる構成方法の 1 つを使用して、Sun ONE Directory Server ソフトウェアを構成できます。
エクスプレス (Express) 構成
Sun ONE Directory Server の評価またはテストを目的としてインストールを行う場合は、この方法を使用してください。
標準 (Typical) 構成
通常の Sun ONE Directory Server のインストールを行う場合は、この方法を使用してください。
カスタム (Custom) 構成
Sun ONE Directory Server では、カスタム構成プロセスは、標準構成プロセスと非常に似ています。 主な違いは、カスタム構成プロセスでは LDIF ファイルをインポートして、デフォルトで作成されるユーザーディレクトリデータベースを初期化できることです。