Sun ONE Directory Server には、次のソフトウェアコンポーネントが含まれます。これらのコンポーネントは、Solaris ディスクスイート全部をインストールすると、デフォルトでインストールされます。
Sun ONE Server Console
Sun ONE Server Console は、Sun ONE サーバー製品に共通のユーザーインタフェースを提供します。 Sun ONE Server Console から、共通のサーバー管理作業 (サーバーの停止や起動、新規サーバーインスタンスのインストールなど) を実行できます。 Sun ONE Server Console は、任意のマシンにスタンドアロンのアプリケーションとしてインストール可能です。 また、ネットワーク上にインストールして、遠隔サーバーの管理に使用することもできます。
Sun ONE Administration Server
Sun ONE Administration Server は、Sun ONE サーバーへの共通のサーバー管理モジュールとして機能します。 Administration Server は Sun ONE Server Console からの通信を受信して、適切な Sun ONE サーバーに送信します。
Sun ONE Directory Server
Sun ONE Directory Server は、オンディスクのデータベースを備えた、高性能かつスケーラブルな LDAP サーバーです。 Sun ONE Directory Server は、Solaris 上で ns-slapd プロセスとして動作します。 このプロセスは、ディレクトリデータベースを管理し、クライアントからの要求に応答して動作するサーバーです。 Sun ONE Directory Server は必須コンポーネントです。