Solaris 9 9/04 INSTALLATION CD の Solaris Web Start 3.0 プログラムがシステムで Solaris の fdisk パーティションを検出できない場合は、root ディスクに fdisk パーティションを作成する必要があります。
現行の fdisk パーティションサイズを変更すると、パーティション内のデータはすべて自動的に削除されます。Solaris の fdisk パーティションを作成する前に、データをバックアップしてください。
Solaris Web Start 3.0 プログラムでインストールを実行するためには、次の 2 つの fdisk パーティションが必要になります。
Solaris の fdisk パーティション
標準的な Solaris の fdisk パーティションです。
x86 ブート fdisk パーティション
10M バイトの fdisk パーティションです。x86 ベースのシステムで新しく作成されたスワップスライスからミニルートを起動できるようにします。そのスワップスライスは Solaris の fdisk パーティション上に置かれます。
Solaris 9 9/04 INSTALLATION CD に同梱されているインストールプログラムは、x86 ブートパーティションを作成し、Solaris の fdisk パーティションを 10M バイトだけ削除します。この削除により、既存の fdisk パーティションが変更されることはありません。
このパーティションは手動で作成しないでください。
したがって、Solaris 9 9/04 インストール CD を使用して、Solaris 2.6 または 7 リリースから Solaris 9 9/04 ソフトウェアにアップグレードすることはできません。詳細については、「アップグレードに関する注意事項」を参照してください。