Solaris 9 9/04 インストールガイド

付録 B Solaris 9 メディアの構成 (リファレンス)

この章では、Solaris 9 ソフトウェアのメディアキットに含まれる主な DVD メディアおよび CD メディアについて説明します。

SPARC: Solaris 9 メディア

次の表に、Solaris 9 リリースの主な DVD メディアおよび CD メディアのリストを示します。製品には、英語、その他の言語、およびロケールソフトウェアの DVD メディアまたは CD メディアが入ったマルチリンガル版メディアキットが入っています。

表 B–1 SPARC: MULTILINGUAL DVD メディア


DVD タイトル	説明
Solaris DVD (SPARC 版)	次のものが入っています。 Solaris 製品およびすべての部分ロケールをインストールするためのソフトウェア、ツール、および構成情報サポートまたは未サポートのソフトウェアが入っている ExtraValue ソフトウェアインストーラ一部のサードパーティパブリックドメインソフトウェアのソースコードローカライズされたインタフェースソフトウェアとドキュメント英語、ヨーロッパ言語、アジア言語 (日本語を含む) 用の Solaris マニュアルセットディレクトリ構造については図 B–1 を参照してください。

表 B–2 SPARC: MULTILINGUAL CD メディア


CD タイトル	説明
Solaris INSTALLATION (MULTILINGUAL) CD (SPARC 版)	Solaris ソフトウェアおよびすべての部分ロケールをインストールするスクリプトおよびローカライズされたインストーラが入っています。ディレクトリ構造については、図 B–2 を参照してください。
Solaris SOFTWARE 1 of 2 CD (SPARC 版)	Solaris 製品のインストールに必要なソフトウェア、ツール、および構成情報が入っています。ディレクトリ構造については、図 B–3 を参照してください。
Solaris SOFTWARE 2 of 2 CD (SPARC 版)	次のものが入っています。必要に応じてインストールするソフトウェア用のパッケージ。ソフトウェアごとにインストールするかどうかの指示が表示されます。サポートまたは未サポートのソフトウェアが入っている ExtraValue ソフトウェアインストーラ一部のサードパーティパブリックドメインソフトウェアのソースコードディレクトリ構造については、図 B–4 を参照してください。必要があれば、インストールプログラムによってこの CD を求めるプロンプトが表示されます。
Solaris LANGUAGES CD (SPARC 版)	ローカライズされたインタフェースソフトウェアとマニュアルが入っています。ディレクトリ構造については、図 B–5を参照してください。特定の地域の言語をサポートするために必要な場合、インストールプログラムによってこの CD を求めるプロンプトが表示されます。
Solaris DOCUMENTATION 1 of 2 CD	英語およびヨーロッパ言語の Solaris マニュアルセットが入っています。
Solaris DOCUMENTATION 2 of 2 CD	アジア言語 (日本語を含む) の Solaris マニュアルセットが入っています。

SPARC: Solaris 9 メディアのディレクトリ構造

この節では、各 DVD と CD のディレクトリ構造について説明します。

SPARC: Solaris DVD (SPARC 版) のディレクトリ構造

Solaris DVD (SPARC 版) のディレクトリ構造は以下のとおりです。

図 B–1 Solaris DVD (SPARC 版)

スライス 0 (s0) には、Copyright と Solaris_9 ディレクトリが入っています。Solaris_9 ディレクトリには、Solaris 9 ソフトウェア製品のインストールに必要なツール、ソフトウェア、および構成情報が入っています。Solaris_9 ディレクトリには、次のディレクトリが入っています。
- ExtraValue – 次の 2 つのサブディレクトリが入っています。
  - CoBundled – Solaris オペレーティング環境には含まれないが、サポート対象の Solaris 製品 (Solaris Web Start Wizards SDK 3.0.1 および SunScreen 3.2)
  - EarlyAccess – サポート対象外の評価用ソフトウェア
- Misc – JumpStart のソフトウェアとファイル (rules ファイル、check スクリプト、プロファイル、begin スクリプト、finish スクリプトなど) を含む jumpstart_sample ディレクトリ
- Patches – このリリースの時点で入手可能なすべての Solaris 9 パッチ
- Product – Solaris 9 パッケージと制御ファイル
- Tools – Solaris 9 インストールツール。次のものが入っています。
  - Boot サブディレクトリ - Solaris 9 ミニルートが入っています。
  - スクリプト add_install_client、dial、rm_install_client、および setup_install_server
  - Installers サブディレクトリ - Solaris Live Upgrade および Solaris SOFTWARE 2 of 2 CD (SPARC 版) のインストールに使用するインストーラおよびサポートされる Java^TM クラスファイルが入っています。Solaris Live Upgrade は Solaris ソフトウェアをインストールするときに自動的にインストールされます。しかし、Solaris 9 より前のリリースから Solaris Live Upgrade を使用して Solaris 9 リリースにアップグレードするには、まず、これらのパッケージを現在の Solaris リリースにインストールする必要があります。Solaris Live Upgrade をインストールする方法については、Solaris Web Start インストーラを使用して Solaris Live Upgrade をインストールする方法を参照してください。
- 1of2_Doc_CD – 英語およびヨーロッパ言語のマニュアル
- 2of2_Doc_CD – アジア言語のマニュアル
スライス 1 (s1) には、Solaris 9 ミニルートが入っています。

SPARC: Solaris INSTALLATION CD のディレクトリ構造

次に、Solaris INSTALLATION (MULTILINGUAL) CD (SPARC 版) または Solaris INSTALLATION CD (SPARC 版) のディレクトリ構造を示します。

図 B–2 SPARC: Solaris INSTALLATION CD (SPARC 版)

multi_icd_sol_sparc ディレクトリには、Solaris ソフトウェアのインストール用スクリプト、および Solaris 9 ミニルート用の Boot サブディレクトリが入っています。ディレクトリおよびスクリプトには、次のものが入っています。

スライス 0 (s0) には、Solaris ソフトウェアをインストールするスクリプトと、Solaris ミニルートが入っている Boot サブディレクトリが入っています。次のようなスクリプトが入っています。
- add_install_client
- modify_install_server
- rm_install_client
スライス 1 (s1) には、Solaris 9 ミニルートが入っています。

SPARC: Solaris SOFTWARE (SPARC 版) CD のディレクトリ構造

次に、Solaris SOFTWARE (SPARC 版) CD のディレクトリ構造を示します。

図 B–3 SPARC: Solaris SOFTWARE 1 of 2 CD (SPARC 版)

スライス 0 (s0) には、Copyright と Solaris_9 ディレクトリが入っています。Solaris_9 ディレクトリには、Solaris 9 ソフトウェア製品 (コアシステムサポート、エンドユーザーシステムサポートのソフトウェアグループなど) をインストールするために必要な最低限のツール、ソフトウェア、および構成情報が入っています。Solaris_9 ディレクトリには、次のディレクトリが入っています。
- Docs – 空のディレクトリ
- Misc – JumpStart のソフトウェアとファイル (rules ファイル、check スクリプト、プロファイル、begin スクリプト、finish スクリプトなど) を含む jumpstart_sample ディレクトリ
- Patches – Solaris SOFTWARE 1 of 2 CD (SPARC 版) が作成された時点で入手可能なすべての Solaris 9 パッチ
- Product – Solaris 9 パッケージと制御ファイル
- Tools – Solaris 9 インストールツール (スライス 1 の boot ミニルートへのシンボリックリンク、add_install_client、dial 、rm_install_client、setup_install_server など)
スライス 1 (s1) には、Solaris 9 ミニルートが入っています。

次の図に、Solaris SOFTWARE 2 of 2 CD (SPARC 版) のディレクトリ構造を示します。

図 B–4 SPARC: Solaris SOFTWARE 2 of 2 CD (SPARC 版)

sol_sparc_2 ディレクトリには、Copyright、Solaris Web Start installer、および Solaris_9 ディレクトリが入っています。Solaris_9 ディレクトリには、次のサブディレクトリが入っています。

ExtraValue – 次の 2 つのサブディレクトリが入っています。
- CoBundled – Solaris オペレーティング環境には含まれないが、サポート対象の Solaris 製品
- EarlyAccess – サポート対象外の評価用ソフトウェア
Product – 開発者システムサポート、全体ディストリビューション、および全体ディストリビューションと OEM サポートのソフトウェアグループ用パッケージの一部
Tools – Solaris 9 インストールツール。次のものが入っています。
- add_to_install_server スクリプト
- Installers サブディレクトリ - Solaris Live Upgrade および Solaris SOFTWARE 2 of 2 CD (SPARC 版) のインストールに使用するインストーラおよびサポートされる Java クラスファイルが入っています。Solaris Live Upgrade は Solaris ソフトウェアをインストールするときに自動的にインストールされます。しかし、Solaris 9 より前のリリースから Solaris Live Upgrade を使用して Solaris 9 リリースにアップグレードするには、まず、これらのパッケージを現在の Solaris リリースにインストールする必要があります。Solaris Live Upgrade をインストールする方法については、Solaris Web Start インストーラを使用して Solaris Live Upgrade をインストールする方法を参照してください。

SPARC: Solaris LANGUAGES CD (SPARC 版) のディレクトリ構造

次の図に、Solaris LANGUAGES CD (SPARC 版) のディレクトリ構造を示します。

図 B–5 Solaris LANGUAGES CD (SPARC 版)

sol_lang_sparc ディレクトリには、Solaris の言語ソフトウェアとロケールソフトウェアをインストールする Solaris Web Start インストーラが入っています。sol_lang_sparc ディレクトリには次のディレクトリが入っています。

components – ロケールパッケージ (簡体字中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、スペイン語、スウェーデン語、繁体字中国語、香港版繁体字中国語)、およびすべてのロケールで共有されるパッケージが入っています。
Copyright – 著作権ページ
installer – Solaris Web Start インストーラ
Tools – 結合されたインストールイメージを作成するための add_to_install_server スクリプト

ロケールソフトウェアについての詳細は、『国際化対応言語環境の利用ガイド』を参照してください。

x86: Solaris 9 メディア

次に、Solaris 9 (x86 版) の主な DVD および CD メディアの内容を示します。製品には、英語、その他の言語、およびロケールソフトウェアの DVD メディアまたは CD メディアが入ったマルチリンガル版メディアキットが入っています。

表 B–3 x86: MULTILINGUAL DVD メディア


DVD タイトル	説明
Solaris DVD (x86 版)	次のものが入っています。 Solaris 製品および部分ロケールをインストールするためのソフトウェア、ツール、および構成情報。これには、さまざまな構成作業とブート作業に使用する Solaris Device Configuration Assistant (デバイス構成用補助) が含まれます。サポートまたは未サポートのソフトウェアが入っている ExtraValue ソフトウェアインストーラ一部のサードパーティパブリックドメインソフトウェアのソースコードローカライズされたインタフェースソフトウェアとドキュメント英語、ヨーロッパ言語、アジア言語 (日本語を含む) 用の Solaris マニュアルセットディレクトリ構造については、図 B–6 を参照してください。

表 B–4 x86: MULTILINGUAL CD メディア


CD タイトル	説明
Solaris INSTALLATION (MULTILINGUAL) CD (x86 版)	Solaris ソフトウェアおよびすべての部分ロケールをインストールするスクリプトおよびローカライズされたインストーラが入っています。これには、さまざまな構成作業とブート作業に使用する Solaris Device Configuration Assistant (デバイス構成用補助) が含まれます。ディレクトリ構造については、図 B–7 を参照してください。
Solaris SOFTWARE 1 of 2 CD (x86 版)	Solaris 製品のインストールに必要なソフトウェア、ツール、および構成情報が入っています。これには、さまざまな構成作業とブート作業に使用する Solaris Device Configuration Assistant (デバイス構成用補助) が含まれます。ディレクトリ構造については、図 B–8 を参照してください。
Solaris SOFTWARE 2 of 2 CD (x86 版)	次のものが入っています。必要に応じてインストールするソフトウェア用のパッケージ。ソフトウェアごとにインストールするかどうかの指示が表示されます。サポートまたは未サポートのソフトウェアが入っている ExtraValue ソフトウェアインストーラ一部のサードパーティパブリックドメインソフトウェアのソースコードディレクトリ構造については、図 B–9 を参照してください。必要があれば、インストールプログラムによってこの CD を求めるプロンプトが表示されます。
Solaris LANGUAGES CD (x86 版)	ローカライズされたインタフェースソフトウェアとマニュアルが入っています。ディレクトリ構造については、図 B–10 を参照してください。特定の地域の言語をサポートするために必要な場合、インストールプログラムによってこの CD を求めるプロンプトが表示されます。
Solaris DOCUMENTATION 1 of 2 CD	英語およびヨーロッパ言語の Solaris マニュアルセットが入っています。
Solaris DOCUMENTATION 2 of 2 CD	アジア言語 (日本語を含む) の Solaris マニュアルセットが入っています。

x86: Solaris 9 メディアのディレクトリ構造

この節では、各 DVD と CD のディレクトリ構造について説明します。

Solaris DVD (x86 版) ディレクトリの構造

次に、Solaris DVD (x86 版) のディレクトリ構造を示します。

図 B–6 Solaris DVD (x86 版)

スライス 0 (s0) には、Solaris 9 ミニルートが入っています。
スライス 2 (s2) には、Copyright と Solaris_9 ディレクトリが入っています。Solaris_9 ディレクトリには、Solaris 9 ソフトウェア製品のインストールに必要なツール、ソフトウェア、および構成情報が入っています。スライス 2 には、次のディレクトリが入っています。
- ExtraValue – 次の 2 つのサブディレクトリが入っています。
  - CoBundled – Solaris オペレーティング環境には含まれないが、サポート対象の Solaris 製品 (Solaris Web Start Wizards SDK 3.0.1 および SunScreen 3.2)
  - EarlyAccess – サポート対象外の評価用ソフトウェア
- Misc – JumpStart のソフトウェアとファイル (rules ファイル、check スクリプト、プロファイル、begin スクリプト、finish スクリプトなど) を含む jumpstart_sample ディレクトリ
- Patches – このリリースの時点で入手可能なすべての Solaris 9 パッチ
- Product – Solaris 9 パッケージと制御ファイル
- Tools – Solaris 9 インストールツール。次のものが入っています。
  - Boot サブディレクトリ - Solaris 9 ミニルートが入っています。
  - スクリプト add_install_client、dial、rm_install_client、および setup_install_server
  - Installers サブディレクトリ - Solaris Live Upgrade および Solaris SOFTWARE 2 of 2 CD (x86 版) のインストールに使用するインストーラおよびサポートされる Java クラスファイルが入っています。Solaris Live Upgrade は Solaris ソフトウェアをインストールするときに自動的にインストールされます。しかし、Solaris 9 より前のリリースから Solaris Live Upgrade を使用して Solaris 9 リリースにアップグレードするには、まず、これらのパッケージを現在の Solaris リリースにインストールする必要があります。Solaris Live Upgrade をインストールする方法については、Solaris Web Start インストーラを使用して Solaris Live Upgrade をインストールする方法を参照してください。
  - d1_image サブディレクトリ - フロッピーディスクにコピー可能な Solaris Device Configuration Assistant (デバイス構成用補助) ソフトウェアが入っています。
- 1of2_Doc_CD – 英語およびヨーロッパ言語のマニュアル
- 2of2_Doc_CD – アジア言語のマニュアル

x86: Solaris INSTALLATION CD のディレクトリ構造

次に、Solaris INSTALLATION (MULTILINGUAL) CD (x86 版) または Solaris INSTALLATION CD (x86 版) のディレクトリ構造を示します。

図 B–7 x86: Solaris INSTALLATION CD (x86 版)

multi_icd_sol_x86 ディレクトリには、Solaris ソフトウェアのインストール用スクリプト、および Solaris 9 ミニルート用の Boot サブディレクトリが入っています。ディレクトリおよびスクリプトには、次のものが入っています。

スライス 0 (s0) には、Solaris 9 ミニルートが入っています。
スライス 2 (s2) には、Solaris ソフトウェアをインストールするスクリプトと、Solaris ミニルートが入っている Boot サブディレクトリが入っています。次のようなスクリプトが入っています。
- add_install_client
- modify_install_server
- rm_install_client

x86: Solaris SOFTWARE (x86 版) CD のディレクトリ構造

次に、Solaris SOFTWARE (x86 版) CD のディレクトリ構造を示します。

図 B–8 x86: Solaris SOFTWARE 1 of 2 CD (x86 版)

スライス 0 (s0) には、Solaris 9 ミニルートが入っています。
スライス 2 (s2) には、Copyright と Solaris_9 ディレクトリが入っています。Solaris_9 ディレクトリには、Solaris 9 ソフトウェア製品 (コアシステムサポート、エンドユーザーシステムサポートのソフトウェアグループなど) をインストールするために必要な最低限のツール、ソフトウェア、および構成が入っています。Solaris_9 ディレクトリには、次のディレクトリが入っています。
- Docs – 空のディレクトリ
- Misc – JumpStart のソフトウェアとファイル (rules ファイル、check スクリプト、プロファイル、begin スクリプト、finish スクリプトなど) を含む jumpstart_sample ディレクトリ
- Patches – Solaris SOFTWARE 1 of 2 CD (x86 版) の作成時点で入手可能なすべての Solaris 9 パッチ
- Product – Solaris 9 パッケージと制御ファイル
- Tools – Solaris 9 インストールツール (スライス 0 の boot ミニルートへのシンボリックリンク、add_install_client、dial 、rm_install_client、setup_install_server など)

次に、Solaris SOFTWARE 2 of 2 CD (x86 版) のディレクトリ構造を示します。

図 B–9 Solaris SOFTWARE 2 of 2 CD (x86 版)

sol_x86_2 ディレクトリには、Copyright、Solaris Web Start installer、および Solaris_9 ディレクトリが入っています。Solaris_9 ディレクトリには次のものが入っています。

ExtraValue – 次の 2 つのサブディレクトリが入っています。
- CoBundled – Solaris オペレーティング環境には含まれないが、サポート対象の Solaris 製品
- EarlyAccess – サポート対象外の評価用ソフトウェア
Product – 開発者システムサポート、全体ディストリビューションおよび全体ディストリビューションと OEM サポートのソフトウェアグループ用パッケージの一部
Tools – このディレクトリには次のものが入っています。
- add_to_install_server スクリプト
- Installers サブディレクトリ - Solaris Live Upgrade および Solaris SOFTWARE 2 of 2 CD (x86 版) のインストールに使用するインストーラおよびサポートされる Java クラスファイルが入っています。Solaris Live Upgrade は Solaris ソフトウェアをインストールするときに自動的にインストールされます。しかし、Solaris 9 より前のリリースから Solaris Live Upgrade を使用して Solaris 9 リリースにアップグレードするには、まず、これらのパッケージを現在の Solaris リリースにインストールする必要があります。Solaris Live Upgrade をインストールする方法については、Solaris Web Start インストーラを使用して Solaris Live Upgrade をインストールする方法を参照してください。
- d1_image サブディレクトリ - フロッピーディスクにコピー可能な Solaris Device Configuration Assistant (デバイス構成用補助) ソフトウェアが入っています。

x86: Solaris LANGUAGES CD (x86 版) のディレクトリ構造

次の図に、Solaris LANGUAGES CD (x86 版) のディレクトリ構造を示します。

図 B–10 Solaris LANGUAGES CD (x86 版)

sol_lang_x86 ディレクトリには、Solaris の言語ソフトウェアとロケールソフトウェアをインストールする Solaris Web Start プログラムが入っています。デフォルトディレクトリに 9 つの言語をインストールすることも、あるいは特定の言語をインストールすることもできます。sol_lang_x86 ディレクトリには、次のディレクトリが入っています。

Components – ロケールパッケージ (簡体字中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、スペイン語、スウェーデン語、繁体字中国語、香港版繁体字中国語)、およびすべてのロケールで共有されるパッケージが入っています。
Copyright – 著作権ページ
installer – Web Start インストーラ
Tools – インストールサーバーを作成するための add_to_install_server スクリプト

ロケールソフトウェアについての詳細は、『国際化対応言語環境の利用ガイド』を参照してください。