現在のオペレーティング環境に Solaris Live Upgrade パッケージをインストールする必要があります。アップグレード後のオペレーティング環境のリリース番号と同じリリース番号の Solaris Live Upgrade パッケージを選択してください。たとえば、オペレーティング環境を Solaris 8 から Solaris 9 にアップグレードする場合、Solaris 9 リリースの Solaris Live Upgrade パッケージが必要になります。
パッケージのインストールには、pkgadd コマンドまたはSolaris Live Upgrade インストーラを使用します。pkgadd コマンドを使用して Solaris Live Upgrade をインストールする方法、またはSolaris Web Start インストーラを使用して Solaris Live Upgrade をインストールする方法を参照してください。
Solaris 2.6、Solaris 7、または Solaris 8 リリースを実行している場合、Solaris Live Upgrade インストーラを実行できないことがあります。これらのリリースには、Java 2 Runtime Environment の実行に必要なパッチのセットが含まれていません。Solaris Live Upgrade インストーラを実行してパッケージをインストールするには、Java 2 Runtime Environment の推奨パッチクラスタが必要です。Solaris Live Upgrade パッケージをインストールするには、pkgadd コマンドを使用します。または、http://sunsolve.sun.com から入手可能な Java 2 Runtime Environment 推奨パッチクラスタをインストールします。
スーパーユーザーになるか、同等の役割になります。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細は、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
次の順序でパッケージをインストールします。
# pkgadd -d path_to_packages SUNWlur SUNWluu |
ソフトウェアパッケージのあるディレクトリの絶対パスを指定します。
指定したパッケージが正常にインストールされていることを確認します。
# pkgchk -v SUNWlur SUNWluu |
Solaris DVD または Solaris SOFTWARE 2 of 2 CD を挿入します。
インストーラを実行します。
Solaris DVD を使用している場合は、インストーラのあるディレクトリに移動し、インストーラを実行します。
# cd /cdrom/cdrom0/Solaris_9/Tools/installers # ./liveupgrade20 |
Solaris Web Start インストーラが表示されます。
Solaris SOFTWARE 2 of 2 CD を使用している場合は、トップディレクトリにあるインストーラを実行します。
% ./installer |
Solaris Web Start インストーラが表示されます。
「インストール形式の選択 (Select Type of Install)」パネルで「カスタム (Custom)」をクリックします。
「ロケールの選択 (Locale Selection)」パネルで、インストールする言語をクリックします。
インストールするソフトウェアを選択します。
DVD の場合、「コンポーネントの選択 (Component Selection)」パネルの「次へ (Next)」をクリックしてパッケージをインストールします。
CD の場合、「製品の選択 (Product Selection)」パネルの Solaris Live Upgrade の項目で「デフォルトインストール (Default Install)」をクリックします。
Solaris Web Start の指示に従って、ソフトウェアをインストールします。