Solaris 9 9/04 インストールガイド

すべてのブート環境のステータスの表示

ブート環境についての情報を表示するには、「Status」メニューまたは lustatus コマンドを使用してください。ブート環境を指定しない場合は、システム上のすべてのブート環境のステータス情報が表示されます。

各ブート環境について、次の詳細情報が表示されます。

すべてのブート環境のステータスを表示する (キャラクタインタフェース)

  1. メインメニューから「Status」を選択します。

    次のような表が表示されます。


    boot environment   Is        Active  Active     Can	    Copy
    Name               Complete  Now	 OnReboot   Delete	 Status
    ------------------------------------------------------------------------
    disk_a_S7          yes       yes     yes        no       -     
    disk_b_S7database  yes       no      no         yes      COPYING  
    disk_b_S8          no        no      no         yes      - 

    注 –

    この例では、disk_b_S8 は未完了の状態で、disk_b_S7databaseCopyStatusSCHEDULED になっています。このためこれらの環境では、コピー、名前変更、アップグレードの各処理を行うことはできません。


すべてのブート環境のステータスを表示する (コマンド行インタフェース)

  1. スーパーユーザーとしてログインします。

  2. 次のコマンドを入力します。


    # lustatus BE_name
    
    BE_name

    ステータスを表示する非アクティブブート環境の名前を指定します。BE_name を省略すると、lustatus によりシステム内のすべてのブート環境のステータスが表示されます。

    この例では、すべてのブート環境のステータスが表示されます。


    # lustatus second_disk
    boot environment   Is        Active  Active     Can	    Copy
    Name               Complete  Now	 OnReboot   Delete	 Status
    ------------------------------------------------------------------------
    disk_a_S7           yes       yes     yes        no       -    
    disk_b_S7database   yes       no      no         yes      COPYING  
    disk_b_S8           no        no      no         yes      - 

    注 –

    この例では、disk_b_S8 は未完了の状態で、disk_b_S7databaseCopyStatusSCHEDULED になっています。このためこれらの環境では、コピー、名前変更、アップグレードの各処理を行うことはできません。