新しいブート環境のブートに失敗した場合で、元のブート環境をシングルユーザーモードでブートできる場合は、この手順を使って元のブート環境にフォールバックします。
メディアやネットインストールイメージからブートする場合は、SPARC: DVD、CD、またはネットワークインストールイメージを使って元のブート環境にフォールバックするを参照してください。
OK プロンプトで、Solaris DVD、Solaris INSTALLATION CD、ネットワーク、またはローカルディスクからマシンをシングルユーザーモードで起動します。
OK boot cdrom -s |
または、
OK boot net -s |
または、
OK boot device_name -s |
システムをブートするデバイスの名前を指定します (たとえば、 /dev/dsk/c0t0d0s0)。
次のコマンドを入力します。
# /sbin/luactivate BE_name |
アクティブにするブート環境の名前を指定します。
このコマンドを実行した結果プロンプトが表示されない場合は、SPARC: DVD、CD、またはネットワークインストールイメージを使って元のブート環境にフォールバックするへ進みます。
プロンプトが表示される場合は、次の手順に進んでください。
プロンプトに対して、次のコマンドを入力します。
Do you want to fallback to activate boot environment <disk name> (yes or no)? yes |
フォールバックによるアクティブ化が正常に行われたことを示すメッセージが表示されます。
リブートします。
# init 6 |
前の稼働ブート環境がアクティブブート環境になります。