Solaris 9 9/04 オペレーティング環境の概要

Solaris ボリュームマネージャによるマルチテラバイトボリュームのサポート

マルチテラバイトボリュームのサポートは、64 ビットのカーネルを実行するシステムでのみ利用できます。この機能は、Solaris 9 4/03 リリースで追加されました。

Solaris ボリュームマネージャの機能が拡張され、マルチテラバイトボリュームを使用できるようになりました。この機能では、1T バイトを超える大容量の RAID-0 (ストライプ) ボリューム、RAID-1 (ミラー) ボリューム、RAID-5 ボリューム、およびソフトウェアパーティションボリュームを作成、管理、または削除できます。EFI ラベル付きの大容量ボリュームを構成し、LUN (論理ユニット番号) を割り当てることもできます。

Solaris ボリュームマネージャによる大容量ボリュームサポートは、32 ビットの Solaris カーネルを実行するシステムでは使用できません。たとえば、x86 プラットフォーム版の Solaris ソフトウェアや SPARC 32 ビットカーネルを搭載した Solaris ソフトウェアが稼働するシステムでは、大容量ボリュームサポートを使用することはできません。

詳細は、『Solaris ボリュームマネージャの管理』を参照してください。

「EFI ディスクラベルによるマルチテラバイトボリュームのサポート」も参照してください。