Solaris 9 9/04 オペレーティング環境の概要

Standard Type Services Framework

この機能は、Solaris 9 4/04 リリースで追加されました。

Standard Type Services Framework (STSF) は、多言語組版のテキストレイアウトおよび描画処理を可能にするオブジェクト指向のプラグイン可能なアーキテクチャです。プラグインが可能であるというフレームワークの特質上、多種多様なフォントラスター化エンジンおよびテキストレイアウトプロセッサを使用できます。こうすることで、望みどおりの見た目を実現できます。このプラグイン可能なアーキテクチャでは、フォントの管理やアプリケーション固有フォントの作成も可能です。STSF には、スタンドアロン API と、サーバー側で描画処理を効率的に行う X サーバー拡張の両方が付属しています。STSF は、Sun Microsystems が後援しているオープンソースプロジェクトの 1 つです。

プロジェクトの詳細と API の使用方法については、http://stsf.sourceforge.net を参照してください。