Solaris 9 9/04 オペレーティング環境の概要

Solaris ボリュームマネージャのディスクセットサポートの拡張

この機能は、Solaris 9 9/04 リリースで追加されました。

Solaris ボリュームマネージャでは、デバイス ID の機能が拡張されています。ローカルセット内のディスクの移動だけでなく、指定のディスクセット内のディスクの移動も自動的に追跡できます。また、デバイス ID サポートにより、2 台のホストでディスクセットへのアクセスを共有することができます。なお、ディスクセットへの同時アクセスは許可されませんが、アクセス可能な raw ストレージのビューが異なっていてもかまいません。

Solaris ボリュームマネージャでは、metaimport コマンドの機能も拡張されています。このコマンドでは、拡張されたデバイス ID サポートを使用して、ディスクセットをインポートできます。別のシステムで作成されたディスクセットのインポートも可能です。

詳細は、metaimport(1M) のマニュアルページを参照してください。