Solaris ボリュームマネージャのコンポーネントを作成するときは、物理スライスを Solaris ボリュームマネージャの論理名に割り当てます。 作成できる Solaris ボリュームマネージャ要素には、次のものがあります。
状態データベースの複製
ボリューム (RAID 0 (ストライプ方式および連結方式)、RAID 1 (ミラー)、RAID 5、ソフトパーティション、トランザクションボリューム)
ホットスペア集合
ディスクセット
ボリューム名の付け方のヒントについては、「ボリューム名」を参照してください。
Solaris ボリュームマネージャ要素を作成するための前提条件は、次のとおりです。
初期状態データベースの複製を作成します。 作成手順については、「状態データベースの複製の作成 」を参照してください。
Solaris ボリュームマネージャで使用できるスライスを特定します。 必要に応じて、format コマンド、 fmthard コマンド、または Solaris 管理コンソールを使って、既存ディスクのパーティションを再分割します。
ルート権限を持っていることを確認します。
すべてのデータの最新バックアップを取ります。
グラフィカルユーザーインタフェースを使用する場合は、Solaris 管理コンソールを起動し、GUI から Solaris ボリュームマネージャ機能を使用します。 詳細については、「Solaris ボリュームマネージャグラフィカルユーザーインタフェースを使用するには」を参照してください。