Solaris ボリュームマネージャの記憶領域管理に関連する問題を解決するには、次の条件を満たしている必要があります。
ルート権限を持っている
すべてのデータの最新バックアップを取っている
Solaris ボリュームマネージャで障害追跡を行うときは、次の情報を用意してください。
metadb コマンドの出力
metastat コマンドの出力
metastat -p コマンドの出力
/etc/vfstab ファイルのバックアップコピー
/etc/lvm/mddb.cf ファイルのバックアップコピー
prtvtoc コマンド (SPARC® システム) または fdisk コマンド (x86 ベースのシステム) の出力 (ディスクパーティションの情報)
Solaris のバージョン
インストールされている Solaris のパッチ
インストールされている Solaris ボリュームマネージャのパッチ
Solaris ボリュームマネージャ構成を更新したり、記憶領域やオペレーティングシステムに関連するその他の変更をシステムに適用した場合は、その構成情報の最新コピーを生成してください。 cron ジョブを使えば、この情報を自動的に生成できます。
Solaris ボリュームマネージャに関連するすべての問題の検証を可能にする手順はありませんが、一般には次の手順に従って障害を追跡します。
現在の構成に関する情報を収集します。
metastat や metadb コマンドの出力など、最新の状態情報を調べます。 これらの出力から、どのコンポーネントで障害が発生したかを示す情報が得られます。
障害が起こりそうなハードウェア部分をチェックします (すべてのハードウェアが適切に接続されているか、 最近、停電がなかったか、 最近、機器を追加または変更しなかったか、など)。