Solaris ボリュームマネージャの管理

パニック

ファイルシステムは、使用されている間に内部的な不整合を検出すると、システムをパニック状態にします。 また、ファイルシステムがロギングとして構成されている場合には、再起動時にファイルシステムのチェックが必要であることをトランザクションボリュームに通知します。 トランザクションボリュームは、それ自身を「ハードウェアエラー (Hard Error)」状態にします。 また、同じログデバイスを共有するすべてのトランザクションボリュームも「ハードウェアエラー (Hard Error)」状態になります。

再起動時に fsck は、このファイルシステムをチェック、修復し、「正常 (Okay)」状態に戻します。 fsck は、/etc/vfstab ファイルにリストされているトランザクションボリュームのうち、このログデバイスを共有するすべてのトランザクションボリュームに対してこの処理を実行します。