Solaris ボリュームマネージャの管理

ボリューム名の交換

metarename コマンドの -x オプションを使用すれば、ボリュームの名前とそのボリュームを構成するデバイスの名前を交換できます。 たとえば、この交換は、ミラーとそのサブミラーの間や、トランザクションボリュームとそのマスターデバイスの間で行うことができます。


ボリューム名の交換には、コマンド行を使用する必要があります。 この機能は、現在のところ Solaris ボリュームマネージャの GUI にはありません。 ただし、ボリューム名の変更はコマンド行からでも GUI からでも行えます。


metarename -x コマンドを使用すれば、既存ボリュームを簡単にミラー化したりミラー解除したりできます。あるいは、既存ボリュームからトランザクションボリュームを簡単に作成したり削除したりできます。


注意  注意

Solaris ボリュームマネージャのトランザクションボリュームは大容量ボリュームをサポートしません。 どのような場合でも、UFS ロギング (mount_ufs(1M) を参照) はトランザクションボリュームよりも高い性能を示します。