ディスクセットを削除する場合は、ディスクセットにディスクが含まれていたり、ディスクセットにほかのホストが接続していたりしてはなりません。 最後のホストを削除すると、ディスクセットは削除されます。
次のどちらかの方法でディスクセットからホストを削除し、そのホストが最後のホストである場合は、ディスクセットも削除します。
Solaris 管理コンソール内の「拡張ストレージ」から「ディスクセット (Disk Sets)」ノードを開きます。 解放するディスクセットを右クリックし、メニューから「削除 (Delete)」を選択します。 詳細は、オンラインヘルプを参照してください。
次の形式の metaset コマンドを実行してディスクセットからホストを削除し、 そのホストが最後のホストである場合は、ディスクセットも削除します。
metaset -s diskset-name -d -h hostname |
metaset コマンドが使用するディスクセットの名前です。
ディスクセットからホストを削除することを意味します。
削除するホストの名前を指定します。
# metaset -s blue -d idiom |
詳細は、metaset(1M) のマニュアルページを参照してください。
metaset コマンドを実行して、このホストがディスクセットから削除されていることを確認します。 出力には、現在の (所有者側) ホストだけが表示され、 他のホストがすでに削除されていることがわかります。
# metaset -s blue Set name = blue, Set number = 1 Host Owner lexicon Yes Drive Dbase c1t2d0 Yes c1t3d0 Yes c1t4d0 Yes c1t5d0 Yes c1t6d0 Yes c2t1d0 Yes |
lexicon# metaset -s blue -d lexicon lexicon# metaset -s blue metaset: lexicon: setname "blue": no such set |
この例では、ディスクセット blue から最後のホストを削除します。