Solaris ボリュームマネージャの管理

ディスクセットのインポート

metaimport コマンドを使用すると、ディスクセット内にデバイス ID サポートを持っている既存の Solaris ボリュームマネージャ構成に、ディスクセットをインポートできます。 また、metaimport コマンドを使用すると、インポートに利用できるディスクセットについて報告できます。

ディスクセット内のあるディスクにボリュームまたは状態データベースの複製が含まれていない場合、metaimport コマンドはそのディスクをインポートしません。 あるディスクセットを別のシステムにインポートすると、そのディスクセットからあるディスクがなくなったように見えることがあります。 このような状況は、ボリュームまたは状態データベースの複製がそのディスクに追加されていなかった (あるいは、そのディスクからすでに削除されていた) 場合に発生します。 たとえば、Solaris ボリュームマネージャディスクセットに許可される状態データベースの複製の最大数は 50 です。 あるディスクセットに 60 台のディスクがある場合、10 台のディスクには状態データベースの複製が含まれないため、それらのディスクをインポートするには、それらのディスクにボリュームが含まれている必要があります。

ディスクセットのインポートに関連する作業については、「ディスクセットのインポート 」を参照してください。