metaonline コマンドを実行できるのは、そのサブミラーが metaoffline コマンドによってオフラインにされている場合に限られます。 metaonline コマンドを実行すると、サブミラーとミラーの再同期が自動的に開始します。
metaoffline コマンドの機能は、metadetach コマンドの機能に似ています。 ただし、metaoffline コマンドでは、サブミラーとミラーの論理的な関連付けは切り離されません。
すべてのデータの最新のバックアップを取っているか確認します。また、この操作にはルート権限が必要です。
「RAID 1 ボリュームの背景情報」を確認します。
次のどちらかの方法でサブミラーをオンラインまたはオフラインにします。
Solaris 管理コンソール内の「拡張ストレージ」から「ボリューム (Volumes)」ノードを開き、ミラーを選択してから、「アクション (Action)」、「プロパティ (Properties)」の順に選択し、「サブミラー (Submirrors)」タブをクリックします。 画面の指示に従います。 詳細については、オンラインヘルプを参照してください。
metaoffline コマンドでサブミラーをオフラインにします。
# metaoffline mirror submirror |
詳細については、metaoffline(1M) のマニュアルページを参照してください。
metaonline コマンドでサブミラーをオンラインにします。
# metaonline mirror submirror |
詳細については、metaonline(1M) のマニュアルページを参照してください。
# metaoffline d10 d11 d10: submirror d11 is offlined |
この例では、サブミラー d11 をミラー d10 からオフラインにします。 読み取りは、他のサブミラーから引き続き行われます。 最初の書き込みが行われた時点でミラーは同期していない状態になります。 この不整合の状態は、オフラインにしたサブミラーをオンラインに戻すと訂正されます。
# metaonline d10 d11 d10: submirror d11 is onlined |
この例では、サブミラー d11 をミラー d10 でオンラインに戻します。