すべてのデータの最新のバックアップを取っているか確認します。また、この操作にはルート権限が必要です。
このボリュームを本当に削除しても問題がないか確認します。
ストライプまたは連結を削除し、そのボリュームの一部として使用されているスライスを再使用すると、ボリュームのすべてのデータが失われます。
必要であれば、ファイルシステムをマウント解除します。
# umount /filesystem |
次のどちらかの方法でボリュームを削除します。
Solaris 管理コンソール内の「拡張ストレージ」から「ボリューム (Volumes)」ノードを開きます。 「編集」、「削除」の順に選択してから、指示に従います。 詳細は、オンラインヘルプを参照してください。
次の形式の metaclear コマンドを使ってボリュームを削除します。
metaclear volume-name |
詳細は、次の例と metaclear(1M) のマニュアルページを参照してください。
# umount d8 # metaclear d8 d8: Concat/Stripe is cleared (/etc/vfstab ファイルを編集します) |
この例では、マウントされたファイルシステムが格納されている連結 d8 を削除する方法を示します。 ボリュームを削除する場合は、あらかじめファイルシステムをマウント解除する必要があります。 連結の削除が完了すると、そのことを示すメッセージが表示されます。 /etc/vfstab ファイルにこのボリュームのエントリがある場合は、このエントリを削除する必要があります。 これによって、存在しないボリュームにファイルシステムをマウントするのを回避できます。