Solaris のシステム管理 (基本編)

例 — 信頼される証明書をインポートする

次の例は、信頼される証明書をインポートする方法を示しています。この例では、keytool コマンドを使って、Java キーストアからパッケージキーストアへ Sun のルート CA 証明書をインポートしています。


# keytool -export -storepass changeit -alias gtecybertrustca -keystore 
gtecybertrustca -keystore /usr/j2se/jre/lib/security/cacerts -file 
/tmp/root.crt
Certificate stored in file </tmp/root.crt>
# pkgadm addcert -t -f der /tmp/root.crt
キーストアのパスワードを入力してください: storepass
      キーストア別名: GTE CyberTrust Root
      共通名: GTE CyberTrust Root
      証明書の種類: Trusted Certificate
      発行者の共通名: GTE CyberTrust Root
      有効な日付:<Feb 23 23:01:00 1996 GMT>-<Feb 23 23:59:00 2006 GMT>
      MD5 フィンガープリント: C4:D7:F0:B2:A3:C5:7D:61:67:F0:04:CD:43:D3:BA:58
      SHA1 フィンガープリント: 90:DE:DE:9E:4C:4E:9F:6F:D8:86:17:57:9D:D3:91:BC...
証明書 <GTE CyberTrust Root> を信頼します
キーストアの保護パスワードを入力してください。
保護パスワードがない場合は ENTER を押してください (推奨されません): xxx
For Verification: キーストアの保護パスワードを入力してください。
保護パスワードがない場合は ENTER を押してください (推奨されません): xxx
</tmp/root.crt> からの証明書が信頼されるようになりました
# rm /tmp/root.crt