cvcd(1M)

名前 | 形式 | 機能説明 | オペランド | 属性 | 関連項目

名前

cvcd– 仮想コンソールデーモン

形式

/platform/platform_name/cvcd

機能説明

仮想コンソールデーモン cvcd は、一部のプラットフォームで提供されているネットワークコンソールをサポートするサーバープロセスです。cvcd デーモンは、遠隔ホストからのネットワークコンソールの接続を受け付けます (一回につき 1 つのホストのみ)。コンソールの入力はこの接続から読み取られ、cvcredir(7D) を経由して cvc(7D) へ転送されます。

同様に、コンソールの出力は cvcredir(7D) から読み取られ、ネットワークコンソールの接続を介して転送されます。cvcd が終了した場合は、コンソールトラフィックは自動的に内部ハードウェアインタフェースによってルート変更されます。

通常、cvcd デーモンはシステム起動時に起動されます。各ドメインで同時に実行することができる cvcd プロセスは、1つだけです。

注意:

Sun Enterprise 10000 ドメインでは、cvcd は 構成ファイル (/etc/ssphostname) を使用して、ネットワークコンソールの接続が許可されるホストの名前を決定します。遠隔コンソールホストの名前が変更された場合は、構成ファイルを編集し、その変更点を反映させる必要があります。

オペランド

以下のオペランドがサポートされています。

platform_name

パッケージおよびコードで使用されている、Sun の正式なプラットフォーム名。たとえば、Sun Fire 15000 サーバーの場合は platform_name は SUNW,Sun-Fire-15000 になります。

属性

以下の属性については、attributes(5) を参照してください。

属性タイプ	属性値
アーキテクチャ	Sun Enterprise 10000 サーバー、Sun Fire High-End Systems
使用条件	SUNWcvc.u

関連項目

services(4), attributes(5), cvc(7D), cvcredir(7D)

『Sun Enterprise 10000 SSP リファレンスマニュアル』

System Management Services (SMS) リファレンスマニュアル

SunOS 5.9  最終更新日 2003 年 12 月 5 日

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