ソフトウェアプロセスに問題がある場合、システムは完全にクラッシュせずに凍結、つまりハングすることがあります。 ハングしたシステムから回復するには、次の手順に従ってください。
システムがウィンドウ環境を実行していたかどうかを調べて、次の推奨事項に従ってください。 これらのリストで問題が解決できなかった場合は、手順 2 に進みます。
コマンドを入力しているウィンドウの中に、ポインタがあることを確認します。
間違って Control-s キー (画面を凍結する) を押した場合は、Control-q キーを押します。 Control-s キーはウィンドウだけを凍結し、画面全体は凍結しません。 ウィンドウが凍結している場合は、他のウィンドウを試します。
可能であれば、ネットワーク上の他のシステムからリモートでログインします。 pgrep コマンドを使用して、ハングしているプロセスを見つけます。 ウィンドウシステムがハングしている場合は、そのプロセスを特定して強制終了します。
Control-\ キーを押して、動作しているプログラムを強制終了します。core ファイルが書き出されることがあります。
リモートからログインして、システムをハングさせているプロセスを特定して強制終了します。
リモートからログインしてスーパーユーザーになり、システムをリブートします。
システムがまだ応答しない場合は、強制的にクラッシュダンプしてリブートします。 強制的にクラッシュダンプしてブートする方法については、『Solaris のシステム管理 (基本編)』の「SPARC: クラッシュダンプを強制してシステムをリブートする」または『Solaris のシステム管理 (基本編)』の「x86: クラッシュダンプを強制してシステムをリブートする」を参照してください。