Solaris 9 9/05 HW ご使用にあたって

SPARC: luxadm -e の port がデバイスパスを切り詰める (5028518)

Seattle (V215 および V245)、Boston (V445)、および Chicago (U45) の新しいハードウェアプラットフォーム上で、Solaris 5.9 の SAN Kit 4.4.11 によって提供される luxadm ユーティリティーに -e オプションを指定して使用すると、ポートの出力が切り詰められます。このユーティリティーは、FC 物理パスを 65 文字に切り詰めます。 しかし、前述のプラットフォームでは、物理デバイスの文字列の長さが 65 文字を超えます。この切り詰めが起こると、NBU、EBS、VXSF などの他社製アプリケーションを実行しているすべての fc hba で障害を引き起こします。

この問題は 113043–13 パッチによって修正されるため、これらのプラットフォームのユーザーはこのパッチをインストールする必要があります。このパッチは、SUNWluxop パッケージで構成され、SAN Kit 4.4.11 のインストール後にインストールする必要があります。このパッチに一覧されているバイナリ (付録 A の SPARC パッチの一覧を参照) は、Solaris 5.9 用 SAN Kit 4.4.11 の SUNWluxop パッケージ内の既存バイナリを置き換えます。

次のエラーメッセージが表示されます。


luxadm -e port is truncated to 65 characters.

回避方法:

  1. Solaris 9 9/05 HW リリースをインストールします。

  2. SAN Kit 4.4.11 をインストールします。

  3. パッチ 113043–13 をインストールします。