次に示す問題は Message Queue ブローカに影響します。
ブローカをラウンドロビン配信用に設定する方法に関していくらか混乱がありました。解決策は簡単で、設定可能なものです。
送信先属性 maxNumActiveConsumers を -1 に設定します。これにより、ラウンドロビン配信がオンになります。
送信先属性 consumerFlowLimit を 1 に設定します。これにより、配信が次のコンシューマに進む前に、1 つのコンシューマに配信されるメッセージの数が指定されます。別のチャンクの場合は、この属性を必要な値に設定します。デフォルトでは、100 のメッセージがコンシューマごとに配信されます。
持続ストアがあまりにも多くの送信先を開く場合、ブローカがアクセス不可能になる (バグ ID 4953354)。
回避策: この状態はブローカがシステムのオープンファイル記述子の制限に達したことが原因です。Solaris や Linux では、ulimit コマンドを使って、ファイル記述子の制限を増やします。
送信先が破棄された場合、コンシューマが孤立する (バグ ID 5060787)。
送信先が破棄された場合、アクティブコンシューマが孤立します。いったんコンシューマが孤立すると、送信先が再作成された場合でもメッセージを受信しなくなります。
回避策: この問題には、回避策がありません。