Sun Java System Message Queue 4.1 リリースノート

持続ストアの形式の変更

Message Queue の Version 3.7 UR1 では、パフォーマンスを向上するために持続ストアの形式に 2 つの変更が加えられました。1 つはファイルストアに対する変更で、もう 1 つは JDBC ストアに対する変更です。

これらの変更がストアの互換性にも影響し、Message Queue version 3.7 UR1 では、ファイルストアと JDBC ストアの両方のストアバージョンが 350 から 370 に変更されました。

Message Queue version 4.0 では、最適化と将来の機能拡張をサポートするために、JDBC ストアが変更されました。このため、JDBC ストアのバージョンが 400 になりました。ただし Version 4.0 では、ファイルベースの持続ストアには変更が行われていないため、このファイルストアのバージョンは 370 のままです。

Message Queue 4.0 は、ファイルベースの持続ストアと JDBC の持続ストアの最新バージョンへの持続ストアの自動変換をサポートしています。imqbrokerd を最初に起動したときに、ユーティリティーが古いバージョンのストアを検出した場合、古いストアはそのままで、ストアを新しい形式に移行します。

このアップグレードをロールバックする必要のある場合は、Message Queue 4.0 をいったんアンインストールして、以前実行していたバージョンを再インストールします。ストアの古いコピーはそのまま残っているので、ブローカはストアの古いコピーを実行できます。