C Statistics API 呼び出しの際にエラーが発生すると、その関数は値 -1 を返し、変数 ba_errno にそのエラー状況を示すエラーコードが設定されます。ba_errno のエラーコードについては、表 4-2 を参照してください。
C Statistics API は、エラーを処理する次の関数を提供します。
ba_strerror() は、ba_errno に入っているエラーコードに関連付けられたエラーメッセージを返します。この関数は strerror(3C) に同等です。
ba_perror() は、標準出力にエラーコードと、ba_strerror() が返すエラーメッセージを出力します。この関数は perror(3C) に同等です。
関数呼び出しが適切に行われた場合、Solaris Bandwidth Manager は ba_errno をリセットしません。つまり、ba_errno の値は、関数がエラー状況を示す -1 を返す場合だけ有効です。